医学部1年生の授業について
こんにちは。たまきです。
- 医学英語
- 統計
- 生物・物理⇒基礎医学
- 第2外国語
- 体育
- 心理学
- 医療倫理関係
- 2年次以降の専門を学ぶためのいくつかの準備科目
この中の最後の「2年次以降の専門を学ぶためのいくつかの準備科目」これが意外と時間数としては多いです。
これらの授業で何をするかというと、医学は基本的にPBL(Probrem Based Learning)といって、ある問題を少人数で話し合って解決しながら学んでいく形式をとるので、1年生の間から、何人かで話し合って自分たちで問題提起を行って課題をこなす練習をしているのです。
なので最近は決められた制限時間の中で課題をこなすグループワークがとても多いです。
みんなが意見を出し合って議論することが大切なので、私が意見を言いすぎたり、話しすぎてしまうときがあるので気をつけなければと思っています・・・
そういえば、いろんな人が意見を出し合って議論を進めていく中で、前に書いた記事の「クリティカルシンキング(批判的思考)」ができる必要があるんですね。
医師である前に、科学者でもあるので、物事を常に多面的に考えられる力を医学部では求められているんだなと感じています。
それ以外の科目はその名の通りですね。
統計も実験をして分析をしていく上で不可欠ですし、自分が大学受験で専攻していなかった理科の科目の勉強も基礎知識として知っている必要があるということでしょうか。
ただ、私の在学している大学は偏差値が低い方なので、全体的に科目数が少なく、それらをしっかり教えてくれるようなカリキュラムになっています(苦笑)
以前卒業した国立大学では、化学や数学に関しても大学レベルの難しい授業が行われていました。
医師になるうえでどちらのカリキュラムが良いかと聞かれたら私は、ハイレベルな基礎科目をたくさん勉強した人よりも、良い医師になるための授業を多く受けてきた人の方がいいような気がするので今の大学のカリキュラムは結構気に入っています。
医学部で学んだことを書いているもう一つのブログが全然更新できていないことが心残りですが、泣く泣くセンター数学をしてきます・・・